松本市内のレストランなどの調理師の有志が集まり、被災地で炊き出し等のボランティアをする団体です。 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市や南相馬の避難所・仮設住宅に、定期的に通い、炊き出しをやってます。プロのコックが温かい食事を提供し、被災者の方々に喜んでいただいています。

2011年08月14日

陸前高田での最後の炊き出し

7月25~26日、陸前高田に11回目の炊き出しに行きました。

震災から4ヶ月半経っても、いまだに避難所となっていた中学校の体育館で、プロの料理をふるまいました。

前にも同行した須坂の松栄寿司さんの寿司は、テーブルの周りを好きな寿司を取りながら回ってもらう、人間回転寿司形式となりました。


体育館が避難所、校庭には仮設住宅が建てられているので、中学生達の体育や部活は、駐車場の隅でやっています。野球部もバレー部も狭い場所で練習。


この日は猛暑で、料理人の技を見せて氷彫も作りましたが、暑さに耐えかねた中学生達が抱きついたり触ったりですぐ溶けてしまいました。


今回で陸前高田での炊き出しは終わり。この避難所も8/12にようやく閉鎖され、避難されていた方々も仮設住宅などに移られました。

陸前高田のある岩手県は仮設住宅への入居が比較的進んでますが、宮城県は小さな避難所が各地に点在し、まだまだ避難所があるようです。




陸前高田の皆さん、またお役に立てるときがあれば呼んでください。いつでも馳せ参じます!