松本市内のレストランなどの調理師の有志が集まり、被災地で炊き出し等のボランティアをする団体です。 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市や南相馬の避難所・仮設住宅に、定期的に通い、炊き出しをやってます。プロのコックが温かい食事を提供し、被災者の方々に喜んでいただいています。

2011年08月18日

被災地の缶詰をサマーフェスト等で販売し義援金にします

被災地に炊き出しに行った時、缶詰をたくさん持ち帰って来ました。

津波で流されたのを、缶詰なので、中身は問題なく食べられるので、がれきの中からボランティアの人たちが集め、きれいに洗ったものです。

中身はサバ・鮭・サンマ・マグロ・鰯などで、石巻の水産加工会社のものなので、すごくおいしいですが、ラベルも完全に消えてしまっているのが多く、開けてのお楽しみです。

1個400円で買って頂き、会社再興の義援金にしたいと思います。

明日から28日まで松本の花時計公園で始まる恒例のビールのイベント「サマーフェスト」で、飲食店組合のブースで売ります。その他、駅前のレストランどんぐりと、瑞松寺でも売っています。  

Posted at 23:18Comments(0)お知らせ

2011年08月15日

福島南相馬での炊き出し給食

8月2日、福島の南相馬に、学校給食のための炊き出しに行って来ました。

子ども達に、松本の熊谷製麺さんご提供による信州ソバを味わってもらいました。


南相馬では、今も学校の給食が不足し、学校毎に順番に1週間毎に、パンとミルクだけの給食になっているのです。食べ盛りの子ども達の給食が!

詳しい事情は、南相馬市の小・中学生を応援する会のサイトなどを見てください。


南相馬には6つの学校があり、生徒数は合計1000人以上なので、みんなに行き渡る炊き出し給食には、1回100万円以上の資金が必要となります。また行ってあげたいのですが。。


飼い主が行方不明の犬たちもいました。ボランティアの学生達が相手をしてあげましたが、飼い主と離れて狭い檻に入れられ、ストレスが溜まっています。

支援を必要としている大震災と原発事故の被災者は、まだまだ各地にたくさんおられます。
  

2011年08月14日

陸前高田での最後の炊き出し

7月25~26日、陸前高田に11回目の炊き出しに行きました。

震災から4ヶ月半経っても、いまだに避難所となっていた中学校の体育館で、プロの料理をふるまいました。

前にも同行した須坂の松栄寿司さんの寿司は、テーブルの周りを好きな寿司を取りながら回ってもらう、人間回転寿司形式となりました。


体育館が避難所、校庭には仮設住宅が建てられているので、中学生達の体育や部活は、駐車場の隅でやっています。野球部もバレー部も狭い場所で練習。


この日は猛暑で、料理人の技を見せて氷彫も作りましたが、暑さに耐えかねた中学生達が抱きついたり触ったりですぐ溶けてしまいました。


今回で陸前高田での炊き出しは終わり。この避難所も8/12にようやく閉鎖され、避難されていた方々も仮設住宅などに移られました。

陸前高田のある岩手県は仮設住宅への入居が比較的進んでますが、宮城県は小さな避難所が各地に点在し、まだまだ避難所があるようです。




陸前高田の皆さん、またお役に立てるときがあれば呼んでください。いつでも馳せ参じます!